妊婦さんのムシバ、歯周病の深い関係
- 宗隆 成田
- 2021年8月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年12月18日
ムシバについて
リスク1「つわり」
つわりによって、歯ブラシを口に入れるとオエッとなりやすく、歯磨きが難しくなります。
歯磨き粉の味が苦手になると、むし歯予防に有効なフッ素を利用することができません。
お口に胃液が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまいます。
リスク2「食の好みの変化」
甘いものが好きになると[砂糖]をたくさん取るようになります。
酸っぱいものが好きになると強い酸が歯に触れる機会が増え歯の表面が溶けやすくなります。
リスク3 「間食」
ちょこちょこ食べを繰り返すと、むし歯菌は餌をもらえてより、活発に活動するためむし歯になりやすい環境になりやすくなります。
リスク4 「唾液の減少」
妊娠による身体の変化にともなって、分泌量が減るため唾液の粘り気が増しお口の中が洗い流されやすくなります。
歯周病について
胎児が元気に育つように体を変化させる女性ホルモン、歯周病菌の仲間にはこのホルモンを栄養源とするものがいて、女性ホルモンが豊富な妊婦さんの歯茎が大好きなため、盛んに活発に活動します。
そのため妊娠中は、普段歯茎が腫れない人も歯周病の初期状態「歯肉炎」になりやすく、病状が進行しやすいです。
歯周病の炎症は早産と関連するといわれ、赤ちゃんの成長に影響を与えかねません!
赤ちゃんのためにも、定期検診を受けて、お口の中を清潔に保つことが必要です!
是非当院に定期検診にいらして下さいね!ご予約お待ちしてます!
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